2016年12月11日日曜日

絵 絵馬編

「絵馬」の画像検索結果

最近、絵馬のプライバシー問題が話題に。
保護シールを貼るべきだ!とか、貼れば御利益が減るのでは?とか。
そもそも絵馬ってどんな由来なんだろうか。

今回は絵馬について喜真摩に(*^_^*)

「絵馬 保護シー...」の画像検索結果
絵馬の由来は?

奈良時代、神の乗り物として神馬を奉納したのが始まり。
しかし、馬は高価で奉納された方もお世話が大変。

次第に馬型土器、木彫りへと変わっていく。
そして、平安時代には今の形になったようだ。
奉納だった馬も、絵馬となれば江戸時代の頃から祈願用に。

祈願内容も時代と共に変わっていく。
「厄除け」 「合格」 「恋愛」 「宝くじ」 「健康」など。
かなり切実なものは「縁切り」や「髪の悩み」など。
願いを叶える方も、多種多様で大変である。

こんな切実な祈願となると、人に知られたくない気持ちも重々分かる。

きっかけは、寺社に修学旅行で訪れた学生の行動だったらしい。
先に絵馬を掛けた学生のを、後に訪れた学生が写真に収めSNSにUPした。
知り合いだからこそ、覗き見したくなったのであろう。
しかし、神仏の聖なる領域で祈願する際、覗き見して冷かして罰が当たるとは思わないのか?!

現代人のストレスも大変だが、プライバシーを尊重しながら、願い事を叶えていく方も大変である。
どうか神様仏様、名前確認をした後は、保護シールを貼り戻すのもお忘れなく。

日本各地には変わった絵馬がある。
鏡絵馬、下駄絵馬、おっぱい絵馬、杓子絵馬など。
本来の馬の奉納とは、かなり掛け離れている。
しかし、願いの目的が分かり易くて神様仏様には有難いのかもしれない。

〔伏見稲荷神社 変わり絵馬〕

 
写真を撮るときは、こんな風に裏側を!
そうすれば、こんなイケメンが微笑んでますから(*^_^*)

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