魂はさ迷い家に帰りたい願望を持つ。
安心して旅立てるように儀式(儀礼)を行うのだ。
神道では「みたま鎮め」、仏教では「初七日の供養」にあたる。
こう聞くと、どの魂もさ迷うことが分かっているなら、生前に教える、もしくは道しるべを作る、分かり易くするなどの対策はないものかと、ふと思う。
古式儀式にとらわれ過ぎて、少々時代に乗ってない感が良いのかもしれないが、なかなか理解し辛い世界で面白くもある。
目に見えない魂をあるものとして、お迎えしたり送り返したりの盂蘭盆会。六道の輪廻転生。
儀式を知れば知るほど、なぜ魂は自立出来ないのかと、教育したくなる。
せめて、自分の魂くらい自分で道を選びたい。
地上の人々の儀式で行く道を決められたくないものだ!
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