2016年11月29日火曜日

仏教の儀式 安芸門徒編

お盆のお墓は、宗派によって様々。
卒塔婆を供える、何も供えない、そして我が故郷の虹色六角錘の派手な灯籠
これは安芸門徒の儀式。
お盆のお墓は七色で、とても賑やか!
初盆は、真っ白な灯籠で一目で分かります。

この灯籠、嵩張る上に貼った七色の紙は破けやすく、持ち運びは非常に困難…
おまけに、雨が降れば色が落ち、墓石が染まる。
いい事なしの盆灯籠だけど、お年寄りが内職で作る灯籠を軒先きで売る季節になると、何だが心穏やかにお盆を迎えられる。

派手な墓地もお盆が終われば元の静けさ。
それどころか、盆灯籠の片付けに追われ、灯籠の竹軸は畑で野菜達を支える道具へと変わる。

この仏教の儀式も最近では、手軽に済ませられる塔婆へ。
信仰心を疑う理由で変わりつつある。
そんな地域性のあるお盆儀式。
残していくのも大切な気がする。


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2016年11月27日日曜日

仏教の儀式 銅鑼編

「東寺 どら焼き」の画像検索結果

仏教の儀式(法要)で銅鑼や鉢を使います。
この銅鑼についての少し和むお話。

江戸時代末期頃、寺でも手軽に副食が作れないものかとお坊さんが和菓子屋に尋ねた。

仏具の銅鑼の上で薄皮を焼き、餡を中心にして焼いたクレープ生地を何重にも巻きつける方法を教わったそうだ。
最後は竹皮に包み切り分けて食べる。

手も汚れず、モチモチと美味しいそうだ。
ちなみに名をどら焼きと言う。

仏教の儀式で使う銅鑼が、まさかまさかの和菓子製造機に!
嘘か誠か、21日の弘法さんで手に入る限定品のようです(*^^*)

2016年11月25日金曜日

仏教の儀式 彷徨い編

魂はさ迷い家に帰りたい願望を持つ。
安心して旅立てるように儀式(儀礼)を行うのだ。


神道では「みたま鎮め」、仏教では「初七日の供養」にあたる。


こう聞くと、どの魂もさ迷うことが分かっているなら、生前に教える、もしくは道しるべを作る、分かり易くするなどの対策はないものかと、ふと思う。


古式儀式にとらわれ過ぎて、少々時代に乗ってない感が良いのかもしれないが、なかなか理解し辛い世界で面白くもある。


目に見えない魂をあるものとして、お迎えしたり送り返したりの盂蘭盆会。六道の輪廻転生。


儀式を知れば知るほど、なぜ魂は自立出来ないのかと、教育したくなる。
せめて、自分の魂くらい自分で道を選びたい。
地上の人々の儀式で行く道を決められたくないものだ!



2016年11月4日金曜日

最初の投稿

このブログは、授業の課題としてはじめましたが、気まま(喜真摩)につぶやきます。